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お芝居

川村昇子

2026.07.06

先日、中京スポーツさんの企画で劇団四季さんのオペラ座の怪人の公開通し稽古を見学させていただきました。

想像と期待を超えたパッションを感じて、すごく印象に残っているシーンがたくさんあるのでブログとして感想を書こうかなと思います。





新劇場は7月5日にMTG名古屋四季劇場が開場されて、こけら落とし公演としてオペラ座の怪人が上演されています。
まず、そんな新劇場での壮大な舞台装置と劇場の奥行きが素晴らしかったです。
シャンデリアや湖もそうですし、有名作品であるからこそ頭で想像してしまうような場面をも超えてくる舞台装置でした。
意図されているかは分かりませんが、照明や機材がどこにあるか全く分からなかったのも没入感を生み出す理由なのかなとも思いました。

歌声や声色の表現の振り幅や引き出しの多さにも驚きましたし、その時にセリフを喋っていない方の後ろでの情景の生み出し方や、一体感も迫力のひとつでした。

場面の移り変わりがある中でそれぞれの音楽がつながっているように聞こえたり、逆にプツッと切れて雰囲気が一変したり、水を打ったような静寂や全方位から浴びるように降り注いでくる歌声も、要所要所のメリハリがはっきりとしていて一切飽きることなく見続けられました。
この演目自体がクリスティーヌやファントム視点ではあるものの、お芝居を達観して俯瞰で見ている感覚になりました。感情移入できる場所がたくさんあることが素敵だなと感じました。自分がどこに視点を置くかで二度、三度楽しめる演目だと思います。個人的にはラストのシーンのファントムの方のお芝居がすごく印象に残っています。葛藤や切ない愛が直で伝わってきました。ファントムの方のカーテンコールの時の後ろに下がる足の引き方がすごく美しかったです。どこを一枚の写真として切り取られても綺麗に見えるような佇まいでした。そして所作で言うと、マダムジリーさんの立ち姿や言葉のアクセントの置き方や機敏な動きがすごく印象に残っています。


“劇団四季のオペラ座の怪人はすごいらしい”というキャッチフレーズは本当です。


この劇団四季さんの新劇場は名古屋の新たな拠点として注目されていますし、私たちも同じようにSKE48劇場というホームがあるのは改めてすごく有難いことだなと実感することができました。
お芝居と歌って踊ることはすごく近しいものだと思っています。ミュージカルというものがあるように、お芝居の中に音楽があって、音楽という土台の上にお芝居があります。実際に私は普段楽曲を表現するときに、歌詞やメロディにどんな意図があってどういう感情で何を伝えたいかを考えながらパフォーマンスするようにしています。歌って踊ることも、お芝居のひとつだと思っているからです。なので今回実際にその道を極めた匠な方々の表現を見ることができてすごく勉強になりました。これからもたくさんの表現を学びながら、自分自身のパフォーマンスに活かしていきたいなと思います。


私もまたどこかでお芝居できますように。



またね~




川村昇子