SKEに加入してやめたことは完璧主義であること。

その完璧とは世の中の基準もあるけれど、自分が納得するまでやることを指します。苦手なことであっても自分のもう無理だと思えるところまで努力ができたら、失敗しても後悔はしないし経験になるからいい。そんな自分なりの完璧主義です。

SKEに入ってからその満たしたい器は一気にたくさん増えて、私の両手にはおさまらなくなりました。
ちっぽけなもんですから当たり前です。
割り切ろうと思いつつも苦しいものでした。

年数を重ねて段々と肩の力も抜け体力も付き、抱えられる器が多くなった時には肩こりに悩まされるようになりました。
抱えられるからと持ち続けたらそれは足腰に良いはずがありません。
でもこわくて投げ捨てられないからと抱え続けてたら、コロコロを持った人たちが中身をちょっとずつ持って歩いてくれました。

パッと見はきっとたくさんの器を抱えて溜め込んで重ねているけれど、その中身はまた別の話。
日々軽くなったはずのものを埋めたがっているのが私でした。


自分の苦手な部分を上手に隠して、良いところだけ見せて生きるやり方は楽だけれど、自分を静かに浮かび上がらせた時に、自分からみて誇れる人間であれたらいいな。

そのままを美味しく食べてくだい。
めしあがれ。